恐るべき菌力!森のキノコ祭り【40代おひとり様のスローライフ】
withコロナ生活ということで、仕事も出社と在宅勤務の半々くらいの割合で迎えた梅雨時。
在宅の日の朝食はパンとカフェオレが多いので、せっかくだし美味しいパンにしよう♪とホテルブレッドなどちょっとお高め食パンを愛用し始めたら、アッという間にカビに侵されてしまった。しかも2回連続…。
在宅の日の朝食はパンとカフェオレが多いので、せっかくだし美味しいパンにしよう♪とホテルブレッドなどちょっとお高め食パンを愛用し始めたら、アッという間にカビに侵されてしまった。しかも2回連続…。
学習能力の無さに凹みながら、長い独り暮らしで今まで食パンがカビなかったのって防腐剤のお陰だったのだと改めて気づいた。
でもそれって、逆に考えると、本来すぐにカビる美味しいものを長期間防腐できている時点でかなりの薬を投じているということだよな……と今更ながらに気づいて怖くなってしまった。
でもそれって、逆に考えると、本来すぐにカビる美味しいものを長期間防腐できている時点でかなりの薬を投じているということだよな……と今更ながらに気づいて怖くなってしまった。
これからはなるたけ旬の物や添加物の少ない物で美味しく健康的に暮らしたいなと、ちょっとだけ気を付けるようになったのだった。
そんな梅雨で雨が続いたある日、買い物の帰りに散歩がてらに近くの公園というより森(というか小山)の遊歩道を歩いていたところ、遊歩道の道沿いにいつもは見ない物体が。
あれ?これってキノコ⁉
と気づいて遊歩道沿いに目を凝らすと、あそこにも、ここにも、葉っぱの陰からひっそり顔をだしているキノコたちが!
ついこの前まではキノコの一かけらも見かけなかったというのに。
気づけば森はキノコ祭り。
しかも種類もバラエティに富んでおり、初めて見るキノコがたくさん。
キノコといっても形も色も違えば、単体のものや群生のものもあって面白い。
スーパー以外でこんなにキノコを間近に見たのって、小学生以来ではなかろうか。
キノコといえば食用のシイタケ、しめじ、えのき、エリンギ、舞茸にはお世話になっているが(そしてたまに旅行先でちょいと出てくる松茸様)、野生のキノコの知識は全くない。毒性のものなのかどうかもわからず。
森林公園に生えているものなので採取はもちろん禁止ではあるのだが、間近でじっくりゆっくり見ることができるだけでも楽しい。ある意味、未知との遭遇。
思いがけないキノコたちの出現にテンションが上がって見入っていたら、雨上がりの遊歩道で思いっきり滑って転んでしまった。こんなに派手に転んだのも実に数十年ぶり…。
人面相のような巨大な青痣をさすりながら、取り巻くキノコたちに、こんなに生えまくるってことは湿度と気温がかなり高いってことで、そりゃ家の台所の食パンも絶好の温床になるよなぁ…と、しみじみ思ったのだった。
それ以来、食パンはそのままの美味しさを1枚だけ堪能した後は、そそくさと1枚ずつラップに包んでジップロックに入れて冷凍庫で保存するようにしている。