nanami-JP’s blog

40代おひとり様の日々のささやかな幸せ探し。日々の楽しみや旅行記などを徒然に。

【週末トリップ】澤乃井園で日本酒三昧

お題「リラックス法」

お題「ささやかな幸せ」


 土曜日の日帰りプチトリップで訪れた奥多摩
 一番の目的は澤乃井酒造が経営する澤乃井園で日本酒を楽しむこと。

 御岳渓谷を堪能した後は、澤乃井園へ。

f:id:nanami-JP:20200905190506j:plain

f:id:nanami-JP:20200905190937j:plain
f:id:nanami-JP:20200905191020j:plain
入口にはウサギのさわのすけくんが出迎え。仕込み水を祀る祠もある。

 澤乃井園は渓流沿いにしつらえた日本庭園に売店とあづまやがあり、売店で買ったお酒や軽食をあづまやで食べることができる。
 隣接したレストランもあり、そこではちょっとした懐石料理と利き酒セットを堪能できる「ままごと屋」や、豆腐料理などをカジュアルに味わえる「とうふ遊び 豆らく」がある。

f:id:nanami-JP:20200905190601j:plain
f:id:nanami-JP:20200905190643j:plain
年代物そうな日本家屋が趣ある「ままごと屋」。和室で懐石料理を味わいながら渓谷を堪能できるらしい。次の機会は奮発してここでゴハンしたい。

 とはいえ、お昼は御岳駅近くのカフェレストランで済ませてしまったので、あまりお腹も空いてない。
 売店で味噌こんにゃくでも買って日本酒とキメようかなと思ったものの、ガーデンテラスのあづまやは人気が高く、どの席もカップルや家族、友達同士で占められている。
 そしてこういう時、おひとり様の哀しさとして、場所取りをしてくれる仲間がいないということ。
 お腹も空いてないことを言い訳に、売店は諦め土産屋で日本酒でも買って帰ろうかと思ったら、利き酒コーナーの看板が。

f:id:nanami-JP:20200905191158j:plain

 しかもラッキーなことに1テーブルちょうど空いているではないか!
 
 日本酒好きに悪い人はいないハズという思いで、バッグを置いて席をキープし、利き酒カウンターへ。

f:id:nanami-JP:20200905191259j:plain

 利き酒コーナーは数種類の日本酒から好きなものを選んで試飲できるのだが、初回は澤乃井酒造特性の可愛らしいお猪口がついてきて、そこになみなみと注いでくれる。
 試飲したらおちょこはお土産として持ち帰れるようビニール袋もくれる手厚さ。
 そして、2杯目はおちょこを持ってカウンターに行けば100円割引というお得さ。

 1杯目をどうしようか迷って、店員さんに一番辛口のものはどれか聞いたら、今日のラインナップにはないものの売店でも売っている「澤乃井 大辛口」なるものを出してくれた。
 なんて優しい…!
 しかも、その名の通りまさに辛口の中の辛口といえる逸品。
 キリっとした辛口で個人的にめっちゃ飲みやすい…!!
 夏の暑さにキンキンに冷えた日本酒が沁みる沁みる。

 2杯目は、お店の利き酒ラインナップの説明書きに「とぎすまされた味の芸術品」とあった大吟醸を試飲。
 口に含んだ瞬間、嫌みなくすっと広がる味わい。しかもクセが無く飲みやすい。それなのに馥郁たる香りもあって。まさに芸術品。
 たまらん味わいだった。

f:id:nanami-JP:20200905191345j:plain

自然豊かな景色をのんびり眺めながら味わう日本酒は格別

 3杯目も行こうと思ったものの、炎天下の遊歩道散策は思ったより体にこたえ、これ以上飲むと酔っぱらう可能性が…。
 家に帰るまでが遠足ならぬプチトリップである。
 こんなところで酔ってバッドトリップしてしまうのは避けたい。
 ここはスマートに酔う前に撤退あるのみ。

 大吟醸の後味を噛みしめながら、澤乃井園を後にしたのだった。

 

 ちなみに澤乃井酒造は酒造りの見学も行っていたのだが、今年はコロナの影響で中止になってしまった。
 いつかコロナが収束したら、またぜひ酒造見学に訪れたい。

f:id:nanami-JP:20200905191450j:plain

 

f:id:nanami-JP:20200905191631j:plain

思い出と一緒に持ち帰ったお猪口。カニの紋がカワイらしい。このお猪口で日本酒を味わうと、自宅にいながら奥多摩の緑豊かな景色が浮かんできて、日本酒がより美味しくなる。