三口コンロの活用法【40代おひとり様のスローライフ】
今住んでいる家にはコンロが三口ある。
普段、自炊もままならず、このコロナ禍で在宅勤務になるまでは電子レンジの時短料理に特化しており、コンロ自体も1つあれば十分といった状況だった。
普段、自炊もままならず、このコロナ禍で在宅勤務になるまでは電子レンジの時短料理に特化しており、コンロ自体も1つあれば十分といった状況だった。
在宅勤務で昼食も自分で用意せねばならぬ…という状況下で、冷凍食品やレンチンパックのご飯に2か月ほどお世話になっていたのだが、流石に飽きた。
そんな折、ネットでゴハンはお鍋で炊けるという情報を知ってビックリ。
言われてみれば、小学校の時の飯盒炊飯も焚火に鍋で炊いていたような気がする…。
飯盒炊飯といえばオコゲを通りこして焦げたゴハンというイメージが強いせいか、鍋で炊くという概念すら長年消去していたのだったが、どうやらガスコンロだと火力調整がしやすいのでオコゲは出来にくいらしい。
ならば!…と、久々というか実に十数年ぶりに精米を買って試してみたら、ビックリするほど美味しい!!
ならば!…と、久々というか実に十数年ぶりに精米を買って試してみたら、ビックリするほど美味しい!!
鍋で炊く際は最初は中火で一気に沸騰させ、その後は弱火で7分強。その後はそのまま10分ほど蒸らすのが美味しい秘訣とのこと。
ということで、ここで初めて三口コンロの3番目のコンロの出番がやってきたのだ!
どうやら三口コンロの奥にある3番目は、火力が一番小さく長時間の煮物などに適しているらしい。
しかも奥に設置してあることから、そのまま鍋を置いていても手前の2口コンロで調理している際は邪魔にならない。
火を止めて蒸らす時間もそのまま置きっぱで済む便利さ!
しかも奥に設置してあることから、そのまま鍋を置いていても手前の2口コンロで調理している際は邪魔にならない。
火を止めて蒸らす時間もそのまま置きっぱで済む便利さ!
まぁ実際、昼食用にご飯を炊いている際は、手前の2口コンロを使うような凝った料理などしないので、どのコンロで炊いても良いのだが…。1人分のご飯を炊くには小さな鍋に適した火力となると一番弱い3番目のコンロがやはり便利だった。
しかも、冷めた後や冷凍したものがこれまた美味しい!!
今まではレンチンパックだったので都度使い切りだったが、いかんせん、その都度プラゴミが出ることが最近ではちょっと面倒くさくなっていた。
ゴミ分別の厳しい地域に住んでいると、プラゴミがいかに多いか実感し、週1のプラゴミの日を逃すと結構溜まるのが地味にストレスだったのだ。
ゴミ分別の厳しい地域に住んでいると、プラゴミがいかに多いか実感し、週1のプラゴミの日を逃すと結構溜まるのが地味にストレスだったのだ。
私は1.5合を鍋で炊いて3回に分けて食べるのだが、2回目、3回目のご飯を包むサランラップも最小限で済むのでゴミも減らせる。
しかも、試しに勝った2kgの精米がなかなか減らない。多分、20~25食くらいはいけそうな塩梅。
ということは、レンチンパックだと1食100円だったのが、鍋で炊けばガス代含めても数十円!?
しかも、試しに勝った2kgの精米がなかなか減らない。多分、20~25食くらいはいけそうな塩梅。
ということは、レンチンパックだと1食100円だったのが、鍋で炊けばガス代含めても数十円!?
美味しくてかつコスパも良く、ゴミも減らせるなんて、なんてお得!!
在宅勤務を余儀なくされたお陰で、40代半ばにして初めてお米の良さを知ったのだった。
とはいえ、鍋で炊く場合は火加減や吹きこぼれないよう、適度に見張る必要もあり。
タイマーセットしつつもなるたけ近くにいるようにしている。
放置しっぱなしの炊飯器のほうが断然楽なんだろうなと思いつつ、そこまで三食お米派でもないので、昼食時の3回に1回の行事と思えばまぁ良いかなと。
タイマーセットしつつもなるたけ近くにいるようにしている。
放置しっぱなしの炊飯器のほうが断然楽なんだろうなと思いつつ、そこまで三食お米派でもないので、昼食時の3回に1回の行事と思えばまぁ良いかなと。
しかも昼食をゴハンにしたことで、丼モノのバリエーションにも開眼!
スーパーで買ったお買い得のお刺身なら夕食の酒のツマミとして楽しんだ後、残りを漬けておけば翌日のランチで海鮮丼として堪能できちゃうのだ!
味変も楽しめて2度美味しい。
スーパーで買ったお買い得のお刺身なら夕食の酒のツマミとして楽しんだ後、残りを漬けておけば翌日のランチで海鮮丼として堪能できちゃうのだ!
味変も楽しめて2度美味しい。
さらに、付け合わせの漬物やサラダ、そして今まで苦手だったお味噌汁がゴハンに合うことといったら!
お味噌汁もポットでお湯を沸かし、粉末出汁と味噌を溶かして冷凍した野菜やフリーズドライした油揚げ、乾燥ワカメなど、その時々の気分でポイポイいれてお湯を注ぐだけという超インスタントなお手軽さ。なのに、昼食に温かい汁物を食すと体が温まって午後の仕事もよりはかどる。
思わぬ自粛生活だったが、在宅勤務をするようになって良いこともいろいろと発見できてよかった。
そして自炊の楽しみに目覚めたからこそ、外食もまた特別感や自分ではない誰かが作ってくれる料理の有難みが美味しさを倍増させる。
どちらもあってこその幸福感なのだと実感しつつ、白米を噛みしめる今日この頃なのだ。