瞑想代りにひとり散歩道
年度末の疲弊が散り積もったまま4月になってしまい、新しい年度に向けて気分を刷新したいものの上手くスイッチが切り替わることもできず。
こんな時、瞑想が身についていれば5分の瞑想で脳みそが最適化され余計なストレスもデリート!デリート!となるのだろうが、あいにく瞑想のノウハウもなければある程度の時間、同じ体勢でじっとできるような忍耐力もままならない。かといって運動するには気力がちょっと…ということで、それなら、春の景色を眺めながらのゆったりお散歩でもしようではないか!
ということで、先週に引き続き、武蔵大和駅~八坂駅間の多摩湖自転車歩行者道を散策することに。
さらに今回はその先の未知なる風景をもとめて八坂駅~萩山駅間までレッツ!ウォーキング♪
先週、ちょうど満開だった桜並木は、今週は少しずつ新緑の葉っぱものぞかせはじめ、真っ白だった桜の木が葉の緑や額の紅色をのぞかせて色味がかわっているのもまた趣き深い。
しかも散歩道も降り落ちた桜の花びらが敷き詰められて白い散歩道に様相が変わっているのも風情があって、桜の儚さがより一層味わえる。
沿線に咲き始めた山吹の黄色い花と西武多摩湖線の赤い電車がまたかわいらしい風景で、カントリー感満載。
先週は咲いてなかった山吹に、本格的な春の訪れが感じられるのもオツなもの。
そんな中、舞い散る桜吹雪をあびながらのんびり歩いていると、1度歩いた道ということで脳みそが覚えていたせいかそぞろ歩きで脳内つらつらと仕事のことやGWなにしようかな、コロナ落ち着いたら旅行行きたいななど思いつくままに脳内ひとり会議が行われのんびり歩く肉体に対して脳内は意外とわちゃわちゃし始めて、あれ?これってもしかして瞑想っぽいかもと。
脳内思いつくままに議題をちぎっては投げしながらひとり脳内会議をしながら黙々と沿線沿いを歩いいていくと、思ったよりも体感時間が短く、気づいたら八坂駅に。
そこからは未知への風景を求めて八坂駅から萩山駅まで。
八坂駅の横を流れる野火止用水の川べりに咲くピンクの野の花々が川辺をデコレーションしていて可愛らしい。
今度またお天気の良い日に、野火止用水沿いに北上してみるのも面白そうだなと思いつつ、今回は萩山駅を目指して東へ。
遊歩道の標識には徒歩約15分とあるので、武蔵大和駅~八坂駅の半分くらいのようなので思ったよりあっという間に萩山駅に到着してしまい、うっかり写真も撮り忘れてしまった(笑)
帰りは線路の反対側に渡って、たくさんの団地を眺めながら八坂駅へUターン。
さすがに力尽きたので八坂駅のちかくのカフェで休憩。
いつもはコーヒーが断然多いのだが今回はさくらの紅茶があるということでポットで頼むことに。
アフタヌーンティーはやっぱりスコーンと紅茶だよね♪と、ひとりのんびり野火止用水を眺めながら飲むさくら風味の紅茶と甘いスコーンにとっても癒され、年度末のバタつきも新年度始まりのあわただしさもしばしすっかり忘却の彼方に土曜日の午後を満喫したのだった。
瞑想と運動を一石二鳥で愉しめるお散歩道は、やっぱりお天気の良い日が気分爽快になるので、また天気の良い休日は東西南北八方位どこに行くか八卦占いのごとく己の気分次第でふらりと出かけてみたいと思う。
ちなみに日曜は天気も曇りでテンションがあがらなかったのと、土曜日に歩きすぎた反動で、家から一歩も出ず、お籠りの日曜となったのだが、まぁ読書もできたし、それはそれでは楽しい休日だったので、良しとしよう。