nanami-JP’s blog

40代おひとり様の日々のささやかな幸せ探し。日々の楽しみや旅行記などを徒然に。

【週末散策】森林浴と温泉でリフレッシュ【多摩湖自転車歩行者道とかたくりの湯】

お題「ささやかな幸せ」

お題「リラックス法」

お題「気分転換」

 11月半ばながら10月並みの温かさと真っ青な快晴ということで、日ごろの運動不足解消と気分転換も兼ねて週末はおひとり様GoToウォーキング!でプチトリップへ。

 

 ……とはいえ、ご褒美がなければいまいち歩くテンションも高まらない。


 ということで、「散歩で遠出ランチ」作戦の一環として、Googleマップ君に徒歩1時間くらいでいけるお店をリサーチしてみたところ、1時間をちょっと超えるものの温泉を発見!しかもお食事処も併設していてお蕎麦など楽しめるらしい。
 たまには和食も良いし、久々に温泉に入りたい!…ということで、今回は武蔵村山市にある「かたくりの湯」を目的地に決定!

www.katakuri-y.com

地下1500mより汲み上げた天然温泉とのこと。しかも血流改善効果が高い人工炭酸泉なるものもあって体質改善に最適!


 Googleマップ君のナビによると、「かたくりの湯」は多摩湖の「多摩湖自転車歩行者道」沿いに延々と歩いた先にあるらしい。

 ここ最近の運動不足に約1時間20分ほどの散策は不安があり自転車にしようかちょっと悩んだものの、せっかくの秋晴れの散歩日和、しかもそろそろ紅葉も始まっている時期、道行く木々をゆったり眺めて森林浴も良いかも…ということで、がんばって徒歩で行くことに。

 ということで、初冬の快晴のもと多摩湖自転車歩行者道で目指せ温泉!

f:id:nanami-JP:20201115195724j:plain


 天気も良いのでサイクリングやジョギングに勤しむ方々にどんどこ追い越されながら、のんびり気ままにウォーキング。

 多摩湖(村山下貯水池)の半周コースは何度か訪れたことがあるので、知った道の安心感もありのんびり歩く。

 かしま橋、つづじ橋を抜けて、多摩湖半周コースと全周コースの分岐点へ。

f:id:nanami-JP:20201115195847j:plain

f:id:nanami-JP:20201115195939j:plain

 

 さてここからは初めての多摩湖(村山上貯水池)全周コースのサイクリング&遊歩道に突入。

f:id:nanami-JP:20201115200051j:plain

f:id:nanami-JP:20201115200218j:plain

 村山下貯水池の半周コースのほうが人気なのか、半周コースは結構、道が整備されて落ち葉も少なかったが、ここから先は心なしか整備が自然寄りで道も細く、落ち葉も多く足元が掬われる。雨の時は自転車を飛ばしたらちょっと危険な雰囲気。

 ちなみに多摩湖沿いに作られた多摩湖自転車歩行者道だが、地形的にか湖はほとんど見えず。ひたすら森の中の一本道が続いている。所々紅葉もあるがまだちょっと時期が早かったようで青々としていた。それでも、黄色く色づいた広葉樹に癒されながら、落ち葉がハラハラふりかかる道をどんどこどんどこ、ひたすら無言で歩き続ける。
 
 半周コースに比べてすれ違う人がほとんどいない。ほんの時たまロードバイクでさっそうと過ぎ去る人は時たまいるものの、歩いてる人を見かけない。延々と続く森の道に、なんだかちょっと違う世界に来たような不思議な気持ちになりながら黙々と歩き続ける。
 ちなみにこの間、コンビニもなければ自販機も見当たらない。たまに見かけるのはラブホテルというなんとも不思議な空間が延々と続き、いっそ面白い。

 先の分岐点から30分くらい歩いたところで、多摩湖の全周コースから南下する「武蔵野の路」なる分岐点に辿り着く。

f:id:nanami-JP:20201115200341j:plain

分岐点には休憩できるスペースも。藤棚があって素敵。春に藤の花を愛でながら散策するのも楽しそう。

 

f:id:nanami-JP:20201115200539j:plain
f:id:nanami-JP:20201115200614j:plain
「武蔵野の路」の入口には「かぶと橋」なるものが。カブトムシのオブジェと欄干のカブトムシ模様がカワイイ

f:id:nanami-JP:20201115200754j:plain

 武蔵野の山道といった趣満載の山道をまっすぐ歩いていくと三差路が。
 一番整備されている道を選んでみたら、高台の開けた場所に。
 武蔵野の街並みを眺めることができてピクニックしたら楽しそうなちょっとした広場も。

f:id:nanami-JP:20201115200919j:plain

 だがしかし、ここで拓けた空間にちょっと一息ついてGoogleマップ君を確認したらまさかの選択ミスが発覚!
 目的地へ向かう道とは全然違う方角。しかも高台の広場の先には「この先行き止まり」の看板が…。

f:id:nanami-JP:20201115200959j:plain

 
 かなり歩いて疲労も増してきた身には辛い。
 とはいえ道なき道を突き進む勇気はないので、先ほどの三差路に再び戻ることに。

 だいぶ疲れて重くなった足でなんとか三差路に戻り、右側の山道を再度選択。

f:id:nanami-JP:20201115201052j:plain

(私的に)トラップとなった山中の三差路。後で調べたら、左の一番舗装された道を行くと武蔵村山市の街中に通じるらしい。右手は国道に通じる。真ん中は未知なる道。

 先ほどよりもさらに山道になってきてちょっと不安になりつつも、Googleマップ君のルート沿いになっているので多分大丈夫だろうと突き進んだら、国道に合流!

f:id:nanami-JP:20201115201311j:plain

山道!という感じで道脇の雨で削れて露わになった断層なども楽しめる

f:id:nanami-JP:20201115201455j:plain

無事に国道を発見した時の喜びはちょっとしたアトラクション

 そして、その左手には「かたくりの湯」の看板が!

 なんとか無事に目的地に到着することができたのだった。

f:id:nanami-JP:20201115201551j:plain

f:id:nanami-JP:20201115201624j:plain

山道沿いの温泉処といった趣で癒される

 昼ちょい前に出発し、無事に目的地辿り着いたのは13時20分頃と、約1時間半の行程。
 いい感じにお腹もペコペコだったので、まずは腹ごしらえ。
 意外とちゃんと歩けるもんだなぁと、自分へのご褒美にランチは「秋御前」をチョイス。

f:id:nanami-JP:20201115201716j:plain

天婦羅ザル蕎麦(1100円)と迷ったものの、秋の味覚が楽しめる秋御前(1300円)に。差額200円で天婦羅のほかに豆腐やサバ味噌、秋野菜やちょっとしたデザートも楽しめちゃうのも嬉しい♪

 
 お腹もいっぱいになったところで温泉を堪能。
 コロナ禍になる直前の3月に温泉に行ったきりだったので、実に8ヵ月ぶりくらいの温泉!
 「かたくりの湯」は和風風呂と洋風風呂の2種類があって、女性は奇数日は和風、偶数日は洋風と日替わりで楽しめる仕様になっている。
 今日は奇数日ということで和風風呂へ。
 室内は42度くらいの高温風呂とぬるめのお湯の炭酸泉風呂に、イベント風呂と水風呂の4種類が設えてある。本日のイベント風呂はレモン風呂ということでレモンの爽やかな香りを楽しむ薬用風呂になっていた。
 そして外には広々とした露天風呂と打たせ湯とバリエーションに富んでいて楽しい。
 コロナの影響で人数制限を行っていることもあり、ほどよい距離感で入浴することができるのもありがたい。

 ちなみに「かたくりの湯」は大人は800円で3時間の時間制限があり、超過すると1時間ごとに200円が加算される仕組みになっている。
 とはいえ、ゴハン1時間弱としても2時間はお風呂に入れるので3時間でかなり十分。

 そして今回はゴハンを優先してしまったのだが、1時間強の散策はけっこう汗をかくので、お風呂→ゴハン→お風呂でも各1時間ずつ使えるので良かったかも。
 しかもそのパターンなら温泉で汗を流してさっぱりしたところでビールが楽しめる…!
 次の機会は、ルート間違って奇しくもみつけた高台のベンチでオニギリを堪能して小腹を満たしてから温泉に行くのも良いかも。

 

 延々黙々と歩いた多摩湖自転車歩行者道とゆったりまったりの温泉「かたくりの湯」で身も心もかなりリフレッシュ。
 週末プチトリップを満喫したのだった♪

 

 だがしかし、帰りもまた歩くのはさすがにキビシイ…。
 ありがたいことに「かたくりの湯」の目の前には上北台駅玉川上水行きのバス停が。
 帰りはバスでショートカットすることにしたのだった。

 

 

f:id:nanami-JP:20201115201923j:plain
f:id:nanami-JP:20201115201957j:plain
「かたくりの湯」のすぐ傍に「武蔵村山市歴史民俗資料館」や森の中のアスレチック「冒険の森」が隣接している。温泉とあわせて一日中楽しめそう。