nanami-JP’s blog

40代おひとり様の日々のささやかな幸せ探し。日々の楽しみや旅行記などを徒然に。

おひとり様の40代。30代の自分が思い描いていたパーフェクトな環境とを比較研究してみた

今週のお題「わたしの自由研究」

 

はてなブログを始めたばかりで手さぐりながら、毎週お題があるとのことでさっそく参戦!


 今週のお題は「わたしの自由研究」ということで、40代のおひとり様として己がハッピーだと思う環境を30代の自分自身と比較研究してみた。

 30代半ば、婚活や合コンでの己の空回りっぷりに疲労困憊していたころ、ふと書店で見つけた『My Life』というタイトルの本。
 そこには人生や愛、友情などについて様々な設問が書かれており、素直な気持ちで自分の答えを手書きで書き込んでね、という代物だった。

 そんな本などすっかり忘れていたが、先日、部屋の大掃除で発見。
その中で「自分にとってパーフェクトな環境になくてはならないものは?」というお題があったので、40代になった今の自分がハッピーだと思える環境を書き連ねてみた。

 

無我の境地で箇条書きしてみた40代の欲の塊がこちら。

【40代の私】
1:明るく広い部屋
2:すわり心地の良いソファー
3:寝心地の良いベッド
4:スマホwi-fi
5:野菜とお肉たっぷりの手料理&安くて美味しいスパークリングワイン 
6:年に1回は海外旅行に行ける収入
7:リビングですくすく育つ観葉植物
8:たくさんの雑誌や蔵書がある近所の図書館
9:コクと香りを楽しめる珈琲
10:1週間または2週間に1回のお食事会

…見事なまでに「食」と「住」に特化している。
そしてかなりコスパ良いささやかな幸せのオンパレード。


 お食事会は友だちでも親族でも恋人でも同僚でも知り合いでも何でも良いというオープンさ。むしろもう敢えて「恋人」といわないあたり恋愛の概念がかなり希薄している。
 気づけば、無理して恋人を作るくらいなら気楽な人間関係のほうがノーストレスという境地に達していた。

 

 それでは30代半ばの頃、自分自身が求めていたハッピーな環境はどうだろうか?
 いろいろ書き連ねてあったうちの上位10個をピックアップしてみたところ…

【30代の私】

1:自然がたくさんある
2:広い敷地
3:広い部屋
4:フカフカのベッド
5:アンティークの箪笥
6:古びた洋館
7:美味しい紅茶
8:美味しいパン
9:たくさんの本
10:週末2日間だけ来る恋人

どうやら30代半ばの私は、片田舎の古くて大きな洋館で紅茶とパンを味わいながら、週末は恋人との逢瀬を夢見ていたようだ…。

 いったどんだけ稼げば広い洋館が買えるのやら。
 そして10番目に恋人について書いてあるあたり、婚活、合コンに疲弊しながらも夢を捨てきれない乙女心がうかがえて、当時の自分がちと微笑ましい。

 そんな私は、今や週末2日だけの恋人よりも週7日のスマホが大切な存在に格上げされている。

 

あらためて40代と30代を比較してみると、
◎すでに叶っているもの:フカフカのベッド、アンティークの箪笥
◎形は変われど相変わらず好きなもの:たくさんの本→図書館、自然→観葉植物
◎新たな必需品:スマホwi-fi

○嗜好の変化:紅茶&パン→ 珈琲、スパークリングワインと手料理
△いまだ叶わずも求めているもの:広い部屋、広い敷地、自然
×諦めモードなもの:恋人

 なるほど、10年を経て、いかに省エネでコスパよく手軽で気楽な幸せにシフトチェンジしたかがうかがえる。
 食の好みは年齢によって変わるので、常にその時に好きなものを食べるのが一番!ということで、良しとしよう。
 
 改めて比較検証することで、これからの10年のベクトルが少なからず見えてきたように思う。

 

 この先の人生、緑が多い土地にある、明るい日差しが心地よい広い部屋を探してみよう(wi-fiが繋がる圏内必須)。

 

 ちなみに10年ほど前に住んでいた部屋よりも今の部屋はリビングが広くキレイなので、叶っていると言えば言えなくもないのだが、現時点ですでにもうもっと広い部屋に住みたいので、次はファミリータイプの部屋を探すしかなさそうだ。

 

 そして、恋人を新たに作るのはちょっとどころかだいぶハードルが高いので、月に2~3回、食事ができる友人や同僚、知人を大切にしよう。

 

 そのためには何よりも、今の暮らしをより丁寧に愛おしむことが近道な気がする。